六本木の会員制シーシャバーから

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【全国の家庭シーシャプレイヤー必見】シーシャを美味しく作るためのテクニック

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全国5千万人のシーシャを楽しむ方々に、少しでもより美味しいシーシャを味わっていただくために、この記事を作成します…!

 

美味しいシーシャを作りたいと思って家で作っても「なんか違うな」と思った経験はありませんか?

 

シーシャはフレーバーだけこだわっても、必ずしも美味しくなるとは限りません。

 

あなたが今作ってるシーシャも、作り方を帰ればもっと味や煙が出てくるかも。

 

フレーバーの焼き加減も重要ですし、2種類以上のフレーバーを使いたい時は混ぜ方も一手間加えればより美味しくなります。

 

僕の知りうる限りの作り方を、全てお伝えいたします。

 

ぜひ参考にしていただけると幸いです!

シーシャのパーツとその役割について

以前の記事ではシーシャのボトルに着目してお伝えいたしました。この記事におけるエジプシャンを使って、今回の記事ではより細分化してお話しします。

 

nurumayu5.hatenablog.com

 

シーシャは、パーツごとに分けると以下の構造になっています。

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上から

  • ヒートマネジメント
  • ファンネル
  • 受け皿
  • ステア
  • ボトル

の順番ですね。

 

それぞれ解説していきます。

【パーツ1】ヒートマネジメント

ヒートマネジメントの役割は、炭を入れて熱を調整することです。シーシャの本場エジプトやイランではヒートマネジメントを使わずにより強く熱を伝えるお店もありますが、火が強く通り過ぎてしまい、30分ほどしか味が持たないことも。

 

1時間2時間と、より味を長持ちさせるにはヒートマネジメントを使う方が容易です。

 

FIXERでは以下のように2種類のヒートマネジメントを用意していて、フレーバーごとに使い分けています。

 

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左のヒートマネジメントは、陶器のファンネル専用で、より熱が全体的に伝わりやすいです。

 

立ち上げの温度を高くする必要があるフレーバー(アルファーヘルのダブルアップルなど)を作るときに主に使用しています。

 

右のヒートマネジメントは、それ以外のときに使うことが多いですね。

 

では、使い方を説明していきます。

 

右のヒートマネジメントは、炭を置く皿と上蓋に分かれていて、上蓋の位置を調整することで吸ったときの空気の流入量を調整し、炭の燃え加減を調整します。

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炭を置くときも、下のフレーバーに熱が均一に通るように配置しましょう。炭をまとめておけばおくほど熱量があがり、フレーバーが焦げやすくなります。

 

ご自宅で炭を効率的に焼く装置は、以下の記事を参考にしてみてください!

 

https://supiyablog.com/%E3%80%90%E5%AE%B6%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8B%A2%E5%BF%85%E8%A6%8B%EF%BC%81%EF%BC%81%E3%80%91%EF%BC%95%E5%88%86%E3%81%A7%E7%82%AD%E3%81%AB%E7%81%AB%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%83%9E

【パーツ2】ファンネル

ファンネルとは、フレーバーを入れる部分のことです。大きく分けて

  • 陶器
  • シリコン
  • ガラス

この3つがありますが、個人的にはシリコンが一番扱いやすいと思います。

 

ガラス製はオススメしないです。僕も家シーシャをしている時は使っていたのですが、とにかく熱伝導が悪く、フレーバー全体に熱が行き渡らないんですよね。

 

フレーバーの下の方に熱が通り切らないので、味も長持ちしません。ヒートマネジメントに近い部分だけ焦げてしまうこともザラ。

 

陶器は、味はよく出るし熱効率も良いのですが、煙の量がちょっと少なくなります。美味しく作るのも難しいので、ご家庭でシーシャを作る際にはシリコン製のファンネルを使うのをオススメします。

 

逆にシリコンのデメリットとしては、味が移りやすいことが挙げられます。たわしなどで洗うとシリコンに傷がつき、次に使うフレーバーの匂いが残ることも。

 

洗うときはスポンジで優しく洗って、水につけておくと良いでしょう。水につけて管理しておけば匂い成分が水に移るので、管理方法としてはベストです。

 

フレーバーは大体10gくらいを入れればOK。ぎゅっと押し込むと中間層のフレーバーに熱が通りにくくなり、味を最後まで引き出せません。

 

以下のようにふんわり盛り付けることが肝心です。

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また、ファンネルとヒートマネジメントの間にアルミホイルを一枚挟むことで、より熱が均等に伝わりやすくなります。

 

アルミホイルの熱伝導のおかげで、ファンネル全体に熱が行き渡るんですね。

 

以下のような感じで穴を開けてファンネルに取り付けると最適です。

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アルミホイルの穴の大きさが大きいほど吸い心地が軽くなります。穴が小さいとより深く息を吸わないといけないので、酸欠でクラクラすることも。

 

オススメの穴を開ける機材はこちら

 

https://www.shisha-mart.com/product/730

 

https://www.amazon.co.jp/Shisha-Shop-UPTAIL-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BB%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%E7%94%A8-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%EF%BC%88%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%91%E7%94%A8%E9%87%9D%EF%BC%89/dp/B00QV5AGBQ

売り切れになっていたらごめんなさい。。。調べて買っていただけたら!

【パーツ3】受け皿

炭の交換をするときに、ヒートマネジメントの上蓋を一時的に置く部分です。上蓋は炭に近い部分でもあり、触ると『ジュッ』と音がするほど熱いです。ヒートマネジメントはなるべく触らないように気をつけましょう。

【パーツ4】ステム

煙が通る管のことですね。ここはこだわることが難しい部分なのですが、洗い方に気をつけましょう。

ステムの中にも煙が通ったときに匂いがつきがちです。管の中に2分くらい水を流せば取れますので、片付けにひと手間加えてみてください!

【パーツ5】ボトル

水を入れる部分のボトルですが、ここにカシスリキュールやリンゴジュースなどのリキッドを入れるのも有効です。

ファンネルにバニラフレーバー、ボトルに赤ワインを入れて、ワインの酸っぱさをマイルドにしている人もいたり。

ボトルだけでもたくさん味を変えられるので、フレーバーをたくさん買えない人はぜひ試してみてください!

最後に

シーシャはそれぞれのパーツの役割を理解して作ると、より美味しい味を出せるようになります!

 

皆さんもぜひより良いシーシャライフを!